「最近、寝ても疲れが取れない」
「朝から身体が重い」
「以前より疲れやすくなった気がする」
暑い日が続くと、このような「夏の疲れ」を感じる方が増えてきます。
暑さによる疲労は、単に「暑くて疲れた」という一時的な疲れだけではありません。
暑い環境では、体温を調節するために身体が働き続けます。
さらに、睡眠不足、食欲の低下、水分や電解質の不足、室内外の温度差などが重なると、十分に回復できないまま翌日を迎えることがあります。
その状態が何日も続けば、疲労が蓄積して「休んでもスッキリしない」という状態につながることもあります。
だからこそ、夏の身体づくりでは「疲れないこと」よりも、【疲れた身体をきちんと回復させること】を意識したいと思っています。
暑いだけでも、身体は仕事をしています
私たちの身体には、体温を一定に保とうとする仕組みがあります。
暑い環境にいると、発汗したり、皮膚の血流を調整したりして、身体に熱がこもりすぎないように対応しています。
つまり、暑い日に外を歩いたり、家事をしたり、仕事をしたりするだけでも、身体は環境に適応するために働いているのです。
さらに、夏は屋外と室内の温度差も大きくなります。
外は猛暑。
室内は冷房。
また外へ出る。
この温度変化を一日の中で何度も繰り返すことも、身体にとっては負担になります。
怖いのは「疲れること」より「回復しきれないこと」
活動すれば疲れる。
これは自然なことです。
問題になるのは、疲れた身体が十分に回復しないまま、次の日を迎えることです。
例えば、
暑さで疲れる
↓
夜も暑くて眠りが浅くなる
↓
朝になっても疲れが残る
↓
また暑い一日を過ごす
↓
さらに疲れる
このような状態が続けば、疲労が少しずつ蓄積していきます。
「最近ずっと身体が重い」
「寝ても疲れが取れない」
というときは、単に「もっと頑張って体力をつけよう」と考えるのではなく、
まずは「身体が回復しやすい環境をつくること」も大切です。
エアコンを我慢しないことも、夏の疲労対策
私自身、今年の夏はエアコンの使い方をかなり意識しています。
私はもともと、身体を冷やしすぎるのが好きではありません。
そのため以前は、「冷房を使いすぎないほうが身体にいいのでは?」と考えて、少し暑くても我慢することがありました。
でも、今年の厳しい暑さの中で改めて感じたのは、
「暑さを我慢して身体を消耗させるほうが、結果的に疲労をためてしまう」
ということです。
そこで現在は
- 室温だけでなく湿度も確認する
- 冷房と除湿を状況に応じて使い分ける
- サーキュレーターで空気を循環させる
- 身体を冷やしすぎないようにしながら、暑さは我慢しない
ということを意識しています。
「エアコンは身体に悪いから使わない」のではなく
「暑さによる身体の消耗を減らすために、上手に使う」
という考え方です。
夏の疲労対策では、運動だけでなく、睡眠、室温、湿度、水分、食事などを含めて、身体が回復しやすい環境を整えることが大切です。
疲れているときに「頑張る運動」は必要?
ここで、もう一つ考えてみたいことがあります。
疲労回復には、適度に身体を動かすことも役立ちます。
でも、
「運動したほうがいいのは分かっているけれど、きつい運動はしたくない」
という方も多いのではないでしょうか。
私は、ここがとても大切なポイントだと思っています。
運動の必要性は分かっている。
でも…
きつい。
つらい。
汗をたくさんかく。
続けられる自信がない。
そう思うと、最初の一歩がなかなか出ません。
だからこそ、疲れているときの身体に必要なのは、必ずしも「頑張る運動」ではありません。
疲労回復には「頑張らない体操」という選択肢も
疲れているときには、身体を激しく動かすのではなく、
「自分の身体を感じながら、無理のない範囲でゆっくり動かす」
という方法があります。
呼吸を意識する。
背中を動かす。
肩や股関節をやさしく動かす。
足首やふくらはぎを動かす。
長時間同じ姿勢を続けない。
このような小さな動きでも、身体を動かすきっかけになります。
大切なのは、「何回やったか」「どれだけ頑張ったか」だけではありません。
「今の自分の身体が、どんな状態なのかを感じること」
です。
まずは背中をやさしく動かしてみましょう
今回おすすめしたいのは、ボディポテンシャルの背中の運動です。
「これだけでいいの?」
と思うくらい、頑張らない動きです。
でも、身体を整えるための運動は、必ずしも大きく動けばいいわけではありません。
背中がどのように動いているのか。
呼吸はどうなっているのか。
動かしてみた後、身体の感じ方がどう変わったのか。
そんなことを感じながら、無理のない範囲で試してみてください。
【背中の運動はこちら】
「頑張る」より「感じる」ボディポテンシャル
私がボディポテンシャルを多くの方に知っていただきたいと思っている理由の一つが、ここにあります。
身体を変えるために、
「もっと頑張らなければいけない」とは考えません。
「自分の身体を感じて、身体に合わせて動く」
それがボディポテンシャルの大切な考え方です。
運動が得意な方だけのものではありません。
むしろ、
「運動は苦手」
「きつい体操は続かない」
「身体が硬い」
「何をしたらいいのか分からない」
という方にも、ぜひ知っていただきたいボディワークです。
夏こそ「回復できる身体」を意識する
暑い夏は、どうしても「暑さ対策」に目が向きます。
水分をとる。
エアコンを使う。
暑い時間帯を避ける。
もちろん、どれも大切です。
それと同時に、
「その日の疲れを、その日のうちに回復させる」
という視点も持っておきたいものです。
疲れたら休む。
必要なら、身体をやさしく動かす。
睡眠環境を整える。
暑さを我慢しない。
そして、自分の身体の状態を感じる。
「疲れない身体」を目指すのではなく、
「疲れても、ちゃんと回復できる身体」
を目指してみませんか?
自分の身体に合った動きを知りたい方へ
個人セッションでは、その方の身体の状態や動き方を確認しながら、無理なくできる身体の整え方を一緒に探していきます。
「運動は苦手だけれど、身体は整えたい」
「きつい運動は続かない」
「自分に合った身体の動かし方を知りたい」
そんな方にこそ、一度ボディポテンシャルを体験していただきたいと思っています。
頑張らなくても、身体は変わっていきます。
まずは、自分の身体を感じるところから始めてみませんか?
MBCスクール
主宰 武内美紀
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