先日、NPO日本メディカルアロマテラピー協会の認定講座の中でも人気の入門講座「健康管理士」を再受講しました。
こうした勉強会は定期的に開催されていて、私も認定スペシャリストになった今でも時々参加しています。
今回はなんと、NPO日本メディカルアロマテラピー協会の吉田会長が直接講義を担当されました。
同じ講座を何度も受けているのですが、不思議なもので、その時々で心に残る内容が違います。
今回、改めて大切だなと思ったのが、
「その症状は、なぜ起きているのか?」
という考え方でした。
多くの人は「何を使うか」を探している
頭が痛い。
肩がこる。
眠れない。
疲れが取れない。
そんな時、多くの人は、
「何か良いアロマはありますか?」
と考えます。
インターネットで検索しても、
「肩こりには○○」
「頭痛には△△」
という情報がたくさん出てきます。
もちろん、それらの情報が間違いというわけではありません。
でも、本当に大切なのはその前の段階です。
なぜ、その症状が起きているのでしょうか。
症状ではなく、原因を見る
例えば肩こりひとつ取っても、
・長時間のデスクワーク
・睡眠不足
・運動不足
・ストレス
・姿勢や身体の使い方
など、原因は人によって違います。
同じ「肩こり」という結果でも、背景はまったく違うことがあるのです。
原因が違えば、必要なアプローチも変わります。
メディカルアロマでは、
症状
↓
原因を考える
↓
必要な薬理作用を考える
↓
精油を選ぶ
という流れで考えていきます。
つまり、
「この症状にはこの精油」
ではなく、
「なぜその症状が起きているのか」
を先に考えるのです。
一般的なアロマとメディカルアロマの違い
もちろん、香りを楽しむアロマも素晴らしいものです。
気分転換になったり、リラックスできたり、暮らしを豊かにしてくれます。
一方で、メディカルアロマは少し視点が違います。
一般的なアロマが「香り」に注目するなら、
メディカルアロマは「身体の状態と作用・成分」に注目します。
私自身、この違いを知った時、
「精油を学ぶ」と、同時に「身体を学ぶ」世界なんだなと感じました。
学べば学ぶほど、身体を見るようになる
メディカルアロマを学び始めた頃の私は、
精油の名前や作用を覚えることが先になっていました。
でも学びを続けるうちに、本当に大切なのは、
身体を観察する力。
原因を考える力。
そして判断する力。
だと感じるようになりました。
知識が増えるほど、
「この精油を使おう」だけではなく、
「これはアロマの範囲ではないかもしれない」
という判断もできるようになります。
病院を受診した方が良い。
専門家に相談した方が良い。
そんな判断もセルフケアの一部です。
メディカルアロマは身体を理解するための学び
メディカルアロマというと、
精油の勉強をしているイメージを持たれることがあります。
もちろん精油について学ぶことも大切です。
でも実際には、
身体の仕組みを知ること。
身体の変化を観察すること。
その変化の背景を考えること。
そうした視点を養う学びでもあります。
今回の再受講で改めて感じたのは、
メディカルアロマは「精油を覚える勉強」ではなく、
「身体を理解する勉強」なのかもしれない、ということでした。
だから私は今でも学び続けています。
学べば学ぶほど、
精油の奥深さよりと同時に、
人の身体の奥深さに驚かされる毎日です。
MBCスクール
主宰 武内美紀
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