正座をすると、左膝が痛い
先日のボディワークの個人セッションで、「正座をすると、左膝が痛いんです」というご相談がありました。
歩いたり立ったりするときには、膝の痛みはありません。
まず立った状態で姿勢をチェックしましたが、特に心配になるような大きな歪みはありません。
そこで、実際に正座をしてもらいました。
正座したときの身体の使い方を見てみる
正座した状態を見ると、右の坐骨に体重が寄りすぎているようでした。
そこで
「左右の坐骨に均等に体重がかかる感じで座ってみましょう」
と伝えて、もう一度正座してもらいます。
すると
「痛くないです」
左膝の痛みが出ませんでした。
もちろん、これだけで痛みの原因を断定することはできません。
ただ、この方の場合は、正座をしたときの身体の使い方が、左膝への負担の一因になっていた可能性があります。
さらに身体全体を見てみると
動き方や身体の使い方も確認していくと、右の背中からわきにかけての筋肉に緊張がありました。
これも、身体全体のバランスを考えると、左膝への負担につながる要素のひとつと考えられます。
そこで今回は
・正座では右の坐骨に乗りすぎない
・右の背中からわきの緊張をゆるめる体操をする
この2つを、当面のセルフケアとしてお伝えしました。
体操は2~3分程度の簡単なものです。
続けられることも大事
クライアントさんからは
「今の膝の痛みに対して、どうしたらいいか分かってよかった」
「体操も簡単なので、気楽にできそうです」
という感想をいただきました。
身体を整えるための運動は、何をするかだけでなく、「続けられるかどうか」も大切です。
頑張らないとできない運動よりも、毎日の生活に無理なく入れられること。
まずは、そこから始めてもらうようにしています。
痛いところだけを見ない
「膝が痛い」と聞くと、膝そのものに目が向きます。
でも、痛みが出るのが「正座をしたときだけ」なら、そのときの座り方や身体の使い方を見てみる。
身体は部分だけで動いているわけではないからです。
痛みがある場所だけでなく、
「どんな動きをしたときに痛むのか」を見ていくと、自分では気づかなかった身体の使い方が見えてくることがあります。
MBCスクール
主宰 武内美紀
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