「肩が痛いから、肩を見てもらう」
肩に痛みがある時、多くの方がそう考えるのではないでしょうか。
もちろん、痛みがある場所を確認することは大切です。
しかし、身体は肩だけで動いているわけではありません。
肩の動きには、首、背中、姿勢、顎の動きなど、さまざまな部分が関係しています。
そのため、肩に痛みがある場合でも、原因が肩以外の場所に隠れていることがあります。
今回は、実際の個人セッションであったケースをもとに、肩の痛みと身体全体のつながりについてお伝えします。
肩の痛みがある時、肩だけを見ない理由
先日、左肩の痛みについてご相談いただいたお客様がいらっしゃいました。
まずは肩の動きや腕の使い方を確認しました。
すると、腕の使い方には見直すポイントがありました。
しかし、身体全体の動きを確認していく中で、もう一つ気になる部分がありました。
それが、「首の動き」です。
首を動かした時に、少し動かしにくさがあり、首周辺の筋肉のこわばりも感じられました。
さらに確認すると、首と関連する顎の動きにも特徴がありました。
また、座っている姿勢を見ると、前かがみになりやすく、坐骨に安定して体重を乗せにくい状態でした。
肩・首・顎・姿勢は連動している
「肩が痛いのに、なぜ首や顎を見るの?」
そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、私たちの身体は、それぞれの部分が別々に働いているわけではありません。
例えば、
- 姿勢が崩れる
- 首周辺に負担がかかる
- 肩の動きが制限される
- 腕の使い方に偏りが出る
というように、身体はつながりながら動いています。
そのため、肩の痛みを改善するためには、
- 「どこが痛いのか」だけではなく、
- 「なぜそこに負担が集まっているのか」
を見ることが大切です。
身体のつながりを確認したポテンシャルトレーニング
今回のセッションでは、
- 肩の動きと連動した首のポテンシャルトレーニング
- 顎の動きを意識したポテンシャルトレーニング
- 座位姿勢を整えるための坐骨の意識
を行いました。
その結果、左肩の痛みは感じなくなりました。
もちろん、肩の痛みの原因は人によって異なります。
同じ「肩が痛い」という悩みでも、身体の使い方や姿勢、動きの特徴によって必要なアプローチは変わります。
肩の痛みを繰り返さないために大切なこと
肩が痛い時、「肩に問題がある」と思ってしまいがちです。
しかし、本当に大切なのは、
- 「痛みがある場所」だけを見ることではなく、
- 「身体全体のバランスや動き」を見ることです。
ボディポテンシャルでは、身体を部分的に見るのではなく、全身のつながりを確認しながら、その方に必要な動きを探していきます。
身体の使い方を見直すことで、自分自身の身体への理解も深まります。
身体全体を見る視点を身につけたい方へ
肩の痛みや身体の不調を繰り返している方には、まずご自身の身体の状態を知ることが大切です。
ボディポテンシャル個人セッションでは、現在の身体の動きや姿勢を確認しながら、日常生活で活かせる身体の使い方をお伝えしています。
また、
・身体を見る仕事に活かしたい方
・運動指導や施術の幅を広げたい方
・身体のつながりを理解したい方
には、ボディポテンシャル資格取得講座も開催しています。
「痛い場所だけを見る」のではなく、「なぜそこに負担がかかったのか」を見る視点を、一緒に身につけてみませんか。
MBCスクール
主宰 武内美紀
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