「ぎっくり腰は冬に多い」と思っていませんか?
確かに寒い季節は筋肉が硬くなりやすく、腰痛やぎっくり腰が増える傾向があります。
しかし、実は夏もぎっくり腰に注意が必要な季節です。
冷房による冷え、室内外の寒暖差、暑さによる運動不足、水分不足、睡眠不足など、夏ならではの生活環境が身体に負担をかけています。
今回は、夏にぎっくり腰が起こりやすい理由や、身体が出している予兆、再発予防のために大切なポイントについてお伝えします。
夏にぎっくり腰が増える理由
「暑いから筋肉は柔らかいはず」
そう思われる方も多いかもしれません。
ですが、夏の身体は意外と疲れをためています。
例えば
- 冷房の効いた部屋で長時間過ごす
- 外との温度差を何度も繰り返す
- 暑くて運動量が減る
- 汗をかいて水分不足になる
- 睡眠の質が低下する
このような状態が続くと、筋肉や関節の動きが悪くなり、腰への負担が増えてしまいます。
ぎっくり腰は、重い荷物を持った時だけに起こるものではありません。
顔を洗う時
床の物を拾う時
くしゃみをした時など
日常の何気ない動作がきっかけになることもあります。
ぎっくり腰は突然ではありません
「突然、ぎっくり腰になりました」
よく聞く言葉ですが、実は身体はその前から小さなサインを出していることがあります。
- 腰が重たい
- 朝起きた時に身体が固まっている感じがする
- 前かがみの姿勢がつらい
- いつもより身体が動かしにくい
このような違和感はありませんか?
以前、整形外科の先生から
と教えていただいたことがあります。
この話を聞いた時、「なるほど」と思いました。
毎日何気なく行っている動作だからこそ、身体の変化に気づくきっかけになります。
もちろん、すべての方に当てはまるわけではありません。
ですが、身体は痛みになる前に、小さなサインを出してくれていることがあります。
腰だけの問題ではない、ぎっくり腰の原因
ボディワークでは、ぎっくり腰を「腰だけの問題」とは考えません。
身体は本来、全身で協力しながら動いています。
ですが
- 股関節の動きが少ない
- 背中が硬くなっている
- 姿勢のバランスが崩れている
- 同じ姿勢が長時間続いている
このような状態になると、本来分散されるはずの負担が腰に集中します。
腰が悪いというよりも、身体全体の動きのバランスが崩れた結果として、腰に痛みが出ることも多いのです。
ぎっくり腰になってしまった時の対応
強い痛みがある場合は、まず医療機関で診てもらうことが大切です。
痛みが強い時に、無理にストレッチをしたり、強く揉んだりすると悪化する場合がありますから、ご注意くださいね。
まずは身体を休ませ、痛みが落ち着いてきたら、少しずつ本来の動きを取り戻していきましょう。
大切なのは、痛みがなくなった後です。
「治ったから大丈夫」
と元の生活に戻るだけでは、再発を繰り返してしまうことがあります。
ぎっくり腰を予防するためにできること
日頃からできる予防として、
- 長時間同じ姿勢を続けない
- 冷房で身体を冷やしすぎない
- こまめに水分補給をする
- 睡眠をしっかり取る
- 股関節や背中を動かす習慣を作る
ことがおすすめです。
以前、YouTubeでもご自宅でできる簡単な体操をご紹介しています。
ご興味あったらご覧ください。
実際に
「年に2~3回ぎっくり腰になっていたのが、ならなくなりました」
「産後から繰り返していたぎっくり腰が気にならなくなりました」
という嬉しいご感想もいただいています。
無理なく続けられるセルフケアを、毎日の習慣に取り入れてみてください。
まとめ
ぎっくり腰は突然起こるように見えても、多くの場合、その前から身体はサインを出しています。
特に夏は、冷房、寒暖差、運動不足、水分不足などによって、身体のコンディションが崩れやすい季節です。
「腰だけを何とかする」のではなく、身体全体の動きや姿勢、日々の過ごし方を見直すことが、再発予防につながります。
「最近、腰が重たいな」
そんな小さな変化を感じた時こそ、身体からのメッセージに耳を傾けてみてください。
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MBCスクール
主宰 武内美紀
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