日焼けした後、「この日焼け、シミにならないかな?」と心配になる方は多いのではないでしょうか。
日焼け後の肌は、紫外線によってダメージを受けています。
そのため、日焼け後は肌を落ち着かせ、乾燥を防ぎ、これ以上紫外線を浴びないようにすることが大切です。
化粧品による保湿など、肌の外側からのケアもその一つです。
一方で、日焼け後の肌を考えるとき、外側からのケアだけでなく、【身体の内側の働き】にも目を向けることができます。
この記事では、日焼け後の肌の修復と【血行】の関係を考えながら、運動を取り入れる際のポイントについて解説します。
【この記事でわかること】
- 日焼け後に血行を考える理由
- 肌の修復に必要な「材料」と血液の役割
- 運動を取り入れるときのポイント
- ハードな運動より「翌日に疲れを残さない運動」をおすすめする理由
- ボディポテンシャルトレーニングという選択肢
※この記事は、日焼けによる重度の皮膚症状を対象としたものではありません。強い痛み、水ぶくれ、広範囲の赤みなどがある場合は、医療機関に相談してください。
日焼け後にシミが心配になる理由
紫外線を浴びると、肌ではメラニンがつくられます。
メラニンは、紫外線から皮膚を守るために働く色素です。
しかし、紫外線を長時間・繰り返し浴びることで、メラニンが過剰につくられたり、肌の状態によってうまく排出されなかったりすると、シミとして残ることがあります。
そのため、シミ対策では、
- 紫外線をできるだけ避ける
- 日焼け後の肌を適切にケアする
- 肌の健康を保つ
といったことが基本になります。
ただし、【血行を良くすればシミが消える】というわけではありません。
血行だけでシミを防いだり、消したりすることはできません。
では、なぜ日焼け後のケアで血行に目を向けるのでしょうか。
日焼けした肌の修復には「材料」が必要
日焼けによってダメージを受けた肌は、そのまま放置されるわけではありません。
身体には、傷ついた組織を修復しようとする働きがあります。
そして、身体が組織を維持・修復するためには、さまざまな材料が必要です。
たとえば、
- たんぱく質
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
- 酸素
などです。
もちろん、これらがそのまま直接「肌の修復材料」になるわけではありません。
身体の中で消化・吸収され、さまざまな代謝や生理的な過程を経て、身体の組織の維持や修復に利用されます。
大切なのは、【身体に必要な栄養素を取り入れること】です。
そして、もう一つ考えたいことがあります。
それは、【必要なものを、必要な場所まで届けること】です。
酸素や栄養を運ぶのが血液
私たちが食事から栄養をとっても、その栄養が自分で日焼けした肌まで移動するわけではありません。
消化・吸収された栄養素は、身体の中をめぐり、必要な場所で利用されます。
その輸送に大きく関わっているのが、血液です。
血液は
- 酸素
- 栄養素
- ホルモン
- 老廃物
などを身体の中で運んでいます。
皮膚も、血液によって酸素や栄養を受け取る組織の一つです。
そのため、肌の健康を考えるとき、【必要な栄養をとること】だけでなく、【身体全体の循環にも目を向けること】には意味があります。
日焼け後のシミ対策に血行を考える理由
ここで注意したいのは、【血行を良くすればシミが消える】ということではないという点です。
シミの原因には、紫外線、加齢、炎症、ホルモンなど、さまざまな要因が関係します。
そのため、血行だけでシミ対策ができるわけではありません。しかし、皮膚も身体の一部です。
肌が健康な状態を保つためには、身体全体の状態も関係します。
日焼け後の肌がダメージから回復していくことを考えたとき、
- 十分な栄養をとる
- 休息をとる
- 紫外線を避ける
- 身体を無理なく動かす
といったことを組み合わせることは、身体全体の健康を支えることにつながります。
私は、その一つとして【血行を整えること】にも目を向けたいと考えています。
血行を整える方法の一つが運動
血行を整える方法は、運動だけではありません。
入浴などで身体を温めることもあります。
ただし、日焼け直後で肌に赤みや熱感がある場合は、熱い風呂や長時間の入浴などで身体を温めすぎることは避けたほうがよいでしょう。
日焼け直後は、まず肌を落ち着かせることが優先です。
一方で、日常的に身体の循環を支える方法として、運動があります。
筋肉を動かすことで、身体の循環にも影響します。
特に、脚などの大きな筋肉を動かすことは、血液の循環を支えることにつながります。
運動不足になると、筋肉を動かす機会も減ります。
そのため、長時間座りっぱなしの生活などでは、身体を動かす時間を意識的につくることも大切です。
運動は好きなものでいい
日焼け後の肌のことを考えたからといって、特別な運動をする必要はありません。
運動にはさまざまな種類があります。
- ウォーキング
- 水泳
- 自転車
- ダンス
- 筋力トレーニング
- ヨガ
- ストレッチボディワーク
どの運動にも、それぞれ特徴があります。
大切なのは、一時的に頑張ることではなく、継続できることです。
そのため、
【自分が好きな運動】
【生活の中に取り入れやすい運動】
を選ぶことをおすすめします。
美肌のためにも運動を頑張りすぎない
運動は健康づくりに役立ちます。
しかし、【運動は多ければ多いほど良い】とは限りません。
非常に強い運動を長時間続けると、身体への負担も大きくなります。
激しい運動では酸素消費量が増えるため、活性酸素の産生も増加します。
身体には活性酸素に対応する仕組みがありますが、強い運動や十分な回復がない状態が続けば、身体への負担が大きくなる可能性があります。
また、屋外で運動する場合は、紫外線対策も必要です。
日焼け後の肌を考えるなら、【運動で身体をクタクタにしない】ことも大切です。
一つの目安として、【翌日に疲れを残さない程度】運動を考えてみてはいかがでしょうか。
運動後に
「気持ちよかった」
「身体が軽くなった」
「またできそう」
と思える。
そして翌日も普通に生活できる。
そのくらいの運動量から始めても十分です。
姿勢や筋肉のこわばりも身体の循環に関係する
姿勢の崩れや、同じ姿勢を長時間続けることによって、身体の一部の筋肉に負担が集中することがあります。
筋肉が長時間緊張した状態が続くと、こわばりを感じることがあります。
肩こりをイメージすると分かりやすいでしょう。
そのような状態では、身体を動かす機会も減りやすくなります。
そのため
- 身体を動かす
- 筋肉のこわばりに気づく
- 姿勢や身体の使い方を見直す
といったことも、身体全体の状態を整えるための一つの方法です。
ゆっくり身体を動かす「ボディポテンシャルトレーニング」という選択肢
「運動不足は気になるけれど、ハードな運動は苦手」という方には、ゆっくり身体を動かすボディワークという選択肢もあります。
私が行っている【ボディポテンシャルトレーニング】も、その一つです。
ボディポテンシャルは、身体を追い込むための運動ではありません。
ゆっくりと小さな動きを繰り返しながら、身体の動きや筋肉の状態に目を向けていきます。
普段は意識しにくい身体の奥の筋肉にも働きかけながら、身体全体を動かしていきます。
筋肉をゆっくり動かすことは、身体の循環を支えることにもつながります。
また、身体の動きや姿勢に目を向けることで、一部の筋肉だけに負担が集中していないかを見直すきっかけにもなります。
大切なのは、【身体を追い込むこと】ではなく、【身体を整えながら、無理なく動かすこと】です。
まとめ|日焼け後のケアは「何を塗るか」だけで終わらない
日焼け後は、肌を外側からケアすることが大切です。
肌を落ち着かせる。
乾燥を防ぐ。
これ以上紫外線を浴びないようにする。
こうしたケアは基本になります。
一方で、日焼けした肌も身体の一部です。
身体が組織を維持・修復するためには、
- 必要な栄養をとる
- 十分な休息をとる
- 必要なものを身体の中で循環させる
- 無理なく身体を動かす
といった身体全体への目配りも大切です。
【血行を良くすればシミが消える】という単純な話ではありません。
しかし、【肌だけを見るのではなく、身体全体を見る】という視点を持つことは、美肌づくりを考えるうえでも意味があると私は考えています。
美肌づくりは、何かを買って、塗って終わり。
だけではありません。
身体を動かす。
姿勢を整える。
筋肉のこわばりに気づく。
身体を休ませる。
そんな日々の積み重ねも、肌が健やかに働くための土台づくりにつながります。
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日焼け後のケアをきっかけに、
【何を塗るか】だけではなく、【身体をどう整えていくか】にも目を向けてみませんか?
MBCスクール
主宰 武内美紀
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