②更年期は前半と後半で不調が違う|45〜50歳に起こりやすい心と神経の揺らぎ


更年期は「一括り」にしないほうがラクになる

更年期は、
一般的に 45〜55歳頃 を中心に起こる体の変化ですが、
実はこの時期、前半と後半で不調の出方が違う ことをご存じでしょうか。

「更年期だから仕方ない」
と一まとめにしてしまうと、
本来ラクにできる不調まで、
我慢することになりがちです。

まずは、
今どの段階にいるのか を知ることが、
セルフケアの第一歩になります。


更年期前半(45〜50歳)に多い症状の特徴

更年期前半、
45〜50歳頃に多く見られるのは、次のような症状です。

  • 動悸
  • 不安感
  • イライラ
  • 気分の浮き沈み
  • 眠りの質の低下

この時期の特徴は、
体よりも先に、心や自律神経が不安定になりやすい こと。

「体力はまだあるのに、気持ちがついてこない」
「理由はないのに不安になる」

そんな感覚を持つ人も少なくありません。


メディカルアロマで考える、更年期前半の状態

メディカルアロマテラピーでは、
この状態を次のように捉えます。

「女性ホルモンの変動に、心と神経が追いついていない状態」

女性ホルモンは、
ある日突然ゼロになるわけではなく、
波を打ちながら少しずつ変化していきます。

その揺らぎに、
自律神経や感情が振り回されているのが、
更年期前半の大きな特徴です。


女性ホルモンと関係の深い精油の考え方

女性ホルモンに関係する精油として、
代表的なものに次の3つがあります。

  • クラリセージ
  • スターアニス
  • セージ

これらには
エストロゲン様作用 があり、
体が「ホルモンが足りている」と
一時的に誤認することで、
体調が安定しやすくなります。

ただし、
ここで大切なのは 「使えばいい」ではない という点です。


更年期ケアで、精油を単体で使わない理由

更年期ケアでは、
女性ホルモン系の精油を
単体で使うことはほとんどありません。

なぜなら、
更年期の不調は
ホルモンだけが原因ではないからです。

メディカルアロマでは、

  • ホルモン系の精油を軸に
  • 今、出ている症状に合わせて

複数の精油を組み合わせ、
アロマジェルとして使います。


症状別に考える、更年期前半のアロマケア

たとえば、

  • イライラが強い場合
     → メンタルケアを支える精油をプラス

  • 不眠が続く場合
     → 副交感神経を整える精油をプラス

というように、

「ホルモンを見る」だけでなく、
「今の不調をどう支えるか」

という視点が重要になります。

ここを理解しているかどうかで、
セルフケアの精度は大きく変わります。


更年期をラクにするための生活の整え方

また、更年期前半は
生活の整え方もとても重要な時期です。

  • 情報を詰め込みすぎない
  • 頑張りすぎない
  • 睡眠を削らない

特別なことよりも、
基本を守ること が、
自律神経を守る土台になります。


メディカルアロマの効果を支える「血流」という視点

メディカルアロマテラピーは、
精油を混ぜて作ったジェルを肌に塗り、
皮下を通して血液が体の中へ運んでいくケアです。

つまり、
血流が整っていないと、
せっかくのケアも活かしきれません。

そのため、
血行を整える視点のケアや、
体を動かす習慣も、
同時に考えていく必要があります。


学びたい人へ|感覚ケアから「理解できるケア」へ

更年期のセルフケアは、
感覚だけでも、
情報だけでもうまくいきません。

  • なぜこの精油を選ぶのか
  • なぜこの組み合わせなのか
  • なぜ今、このケアなのか

その背景を理解できるようになると、
ケアは「再現できるもの」に変わります。

精油成分や更年期の体の背景を理解した上で
ケアを選べるようになる視点を学べるのが、
NPO日本メディカルアロマテラピー協会の認定講座です。

自分のために、
そして誰かの不調にも寄り添えるようになりたい方に、
学びという選択肢があります。

メディカルアロマMBCスクール
主宰 武内美紀


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