更年期は「一括り」にしないほうがラクになる
更年期は、
一般的に 45〜55歳頃 を中心に起こる体の変化ですが、
実はこの時期、前半と後半で不調の出方が違う ことをご存じでしょうか。
「更年期だから仕方ない」
と一まとめにしてしまうと、
本来ラクにできる不調まで、
我慢することになりがちです。
まずは、
今どの段階にいるのか を知ることが、
セルフケアの第一歩になります。
更年期前半(45〜50歳)に多い症状の特徴
更年期前半、
45〜50歳頃に多く見られるのは、次のような症状です。
- 動悸
- 不安感
- イライラ
- 気分の浮き沈み
- 眠りの質の低下
この時期の特徴は、
体よりも先に、心や自律神経が不安定になりやすい こと。
「体力はまだあるのに、気持ちがついてこない」
「理由はないのに不安になる」
そんな感覚を持つ人も少なくありません。
メディカルアロマで考える、更年期前半の状態
メディカルアロマテラピーでは、
この状態を次のように捉えます。
「女性ホルモンの変動に、心と神経が追いついていない状態」
女性ホルモンは、
ある日突然ゼロになるわけではなく、
波を打ちながら少しずつ変化していきます。
その揺らぎに、
自律神経や感情が振り回されているのが、
更年期前半の大きな特徴です。
女性ホルモンと関係の深い精油の考え方
女性ホルモンに関係する精油として、
代表的なものに次の3つがあります。
- クラリセージ
- スターアニス
- セージ
これらには
エストロゲン様作用 があり、
体が「ホルモンが足りている」と
一時的に誤認することで、
体調が安定しやすくなります。
ただし、
ここで大切なのは 「使えばいい」ではない という点です。
更年期ケアで、精油を単体で使わない理由
更年期ケアでは、
女性ホルモン系の精油を
単体で使うことはほとんどありません。
なぜなら、
更年期の不調は
ホルモンだけが原因ではないからです。
メディカルアロマでは、
- ホルモン系の精油を軸に
- 今、出ている症状に合わせて
複数の精油を組み合わせ、
アロマジェルとして使います。
症状別に考える、更年期前半のアロマケア
たとえば、
-
イライラが強い場合
→ メンタルケアを支える精油をプラス -
不眠が続く場合
→ 副交感神経を整える精油をプラス
というように、
「ホルモンを見る」だけでなく、
「今の不調をどう支えるか」
という視点が重要になります。
ここを理解しているかどうかで、
セルフケアの精度は大きく変わります。
更年期をラクにするための生活の整え方
また、更年期前半は
生活の整え方もとても重要な時期です。
- 情報を詰め込みすぎない
- 頑張りすぎない
- 睡眠を削らない
特別なことよりも、
基本を守ること が、
自律神経を守る土台になります。
メディカルアロマの効果を支える「血流」という視点
メディカルアロマテラピーは、
精油を混ぜて作ったジェルを肌に塗り、
皮下を通して血液が体の中へ運んでいくケアです。
つまり、
血流が整っていないと、
せっかくのケアも活かしきれません。
そのため、
血行を整える視点のケアや、
体を動かす習慣も、
同時に考えていく必要があります。
学びたい人へ|感覚ケアから「理解できるケア」へ
更年期のセルフケアは、
感覚だけでも、
情報だけでもうまくいきません。
- なぜこの精油を選ぶのか
- なぜこの組み合わせなのか
- なぜ今、このケアなのか
その背景を理解できるようになると、
ケアは「再現できるもの」に変わります。
精油成分や更年期の体の背景を理解した上で
ケアを選べるようになる視点を学べるのが、
NPO日本メディカルアロマテラピー協会の認定講座です。
自分のために、
そして誰かの不調にも寄り添えるようになりたい方に、
学びという選択肢があります。
メディカルアロマMBCスクール
主宰 武内美紀
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