「香りで治る」とは言わない理由
メディカルアロマテラピーと聞くと、
「いい香りで癒される」
「自然の力で体調が整う」
そんなイメージを持たれることが少なくありません。
しかし、当スクールが伝えているメディカルアロマテラピーは、
香りによる癒しや、代替医療を目的としたものではありません。
まず明確にお伝えしているのは、
「香りそのものに治療効果はない」
という前提です。
香りと作用は、まったく別のもの
香りは「におい」という感覚刺激です。
心地よく感じることはあっても、
香り自体が病気を治したり、身体を変化させたりするわけではありません。
メディカルアロマテラピーにおいて
体に影響を与えるのは、
精油に含まれる成分です。
その成分が、
- 体内でどのように吸収されるのか
- どこに届くのか
- どのような作用を示すのか
こうした点を、医学的な視点で理解したうえで使用します。
「自然だから安全」という考え方は採用しません
精油は植物由来の天然物です。
しかし同時に、生理活性をもつ成分の集合体でもあります。
そのため当スクールでは、
- 自然だから安心
- なんとなく良さそう
- 昔から使われているから安全
といった理由だけで精油を使うことはありません。
自然であることと、安全であることは別です。
だからこそ、知識と判断基準が必要だと考えています。
医療と同じ視点で「体」を学ぶ理由
当スクールのメディカルアロマでは、
- 人体の構造と働き
- 病気が起こる仕組み
- 医薬品の役割や位置づけ
これらを、医療と同じ考え方で学びます。
理由は明確です。
「知らないまま使うことが、最も危険だから」
精油も、使い方を誤れば
期待とは逆の結果を招く可能性があります。
この点では、薬と何ら変わりません。
医療の代替ではありません
メディカルアロマテラピーは、
医療行為(診断・治療)を目的とするものではありません。
また、
- 病院に行かずに済ませる
- 薬を使わずに治す
といった考え方を推奨するものでもありません。
むしろ、
- 体調の変化に早く気づく
- 受診のタイミングを逃さない
- 医療につなぐ判断ができる
そのための補助的な視点として位置づけています。
家庭でのメディカルアロマの役割
一般家庭でのメディカルアロマは、
- 病院に行くまでのサポート
- 体のサインに気づくための材料
- 日常の健康管理の一部
として活用されます。
ただし、どの場面においても共通しているのは、
「これで治る」とは言わない
という姿勢です。
精油は「主役」ではない
当スクールにおいて、精油は魔法の存在ではありません。
万能な解決策でもありません。
精油は、
成分を理解したうえで、適切に使うための一つの「道具」
という位置づけです。
まとめ|いちばん大切なのは「命を守る判断」
当スクールのメディカルアロマテラピーでは、
- 香り=効果、とは考えない
- 知識のない使用は行わない
- 精油を過信しない
この考え方を大切にしています。
そして何より重視しているのは、
命と健康を守るための判断ができること
そのための知識と視点を伝えることが、
私たちの役割だと考えています。
※当スクールのメディカルアロマテラピーは、
医療行為(診断・治療)を目的とするものではありません。
メディカルアロマMBCスクール
主宰 武内美紀
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